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風邪とキリスト教の話 +お寺

今日は写真は有りません。
風邪の話です。もう2週間も風邪をひきっぱなし、鼻水が大量に出て微熱も続いた。
もう我慢出来なくなって医者に直行すると、点滴をされ、点滴中に気持が良くなり
いつの間にか寝てしまって、看護婦さんの「もう終わりました」の声で目が覚めた。
気分はきわめて良好だ。
看護婦さん曰わく「あまり我慢していないで具合が悪かったら早めに来て下さい」
と言われた。ごもっともである。

さて、ここからが本題です。いわゆる近代科学が発達して人類はその恩恵にあずかっています。
と同時に、不都合も生み出していますが、その事については、あえて今日は触れません。

ヨーロッパで自然科学が起こり、その後科学が発達して現在の近代科学に発達して来ました。
ヨーロッパで自然科学が起こったのは、キリスト教に大元があります。発端はキリストの言った事、
行った数々の奇跡、また、聖書に書かれている事が本当の事である事を証明するために始まった
研究が、自然科学を生んだのです。
しかし、キリストと同じ奇跡をおこす事は出来ませんが、違う方法で近づいて行く手法を産んだとも
言えると思います。

点滴が良い例です。たった30分で辛くてしょうがない事が見事に解消されたんです。
謙虚な気持でみると奇跡が起きたと言っても良いでしょう

看護婦さんに起こされて時、ふと2000年あまりの人類の築き上げて来た恩恵を受けたんだって
思いました。
自分一人で全てやって来たようで、実は何も出来ない事を強く実感した日でもありました。


やはり写真が無いと寂しいので、ネタの写真を一枚。
前回、慈光寺に行った時のもので、最初からボツにするつもりで写した、言わば証拠写真?です。

「くんしゅさんもんにいるをゆるさず」と読みます。
葷は臭いが強い野菜のことで、葱(ネギ)、韮(にら)、大蒜(ニンニク」などは他人を苦しめると共に
自分の修行の妨げになるし、酒は心を乱すので、これらや、これらを口にした者は清浄な寺の中に
入る事を許さないことを示しています。
禅宗、特に曹洞宗の寺院の前に石標としてよく見る事ができます。

しかし、「くんはゆるさずさけさんもんにいる」と読み変える事ができます。
この辺の、おおらかさ、曖昧さがとっても大好きです。

風邪とキリスト教の話 +お寺_f0083292_23124158.jpg









 
by henatyokooyazi | 2009-03-06 23:17 | その他